July 2nd, 2022
東京都浅草橋にて、「ウクライナサンドイッチカフェVol.01」を開催しました。
(Vol.01ですが、実際は2回目です )
前回に引き続き、大勢の方にお越し頂き、盛会となりました。大変感謝をしております。
こちらは、朝の仕込みの時間の風景です。
今回はマリーアおばあちゃんと、イリーナおばあちゃんが中心となり、料理の準備をしました。
お二人は、日本語も英語もできません(現在勉強中♪)ので、コミュニケーションには工夫が必要です。
オンラインで通訳をお願いして、作業をしたところ、
通訳さんはオンライン参加でも、概ね問題がないという事がわかりました。
世の中には、テクノロジーで解決できる事も多いのです。
この日、とても感動をしたのは、
多くの志の高いアルバイトさん、ボランティアメンバーに集まって頂いた事です。
前回のブログでご紹介をした、ウクライナ人ご夫婦はアルバイトで参加です。もちろん即戦力です。慣れた手付きでヴァレニキを作っています。
また、今回は小学生の女の子が、遠い福島からパパと一緒にお手伝いに来てくれたのです。
東京に来るのは今日が2回目。
2回目なのに朝8時から人参の皮むきをしているのです。
パパ、お願いですから、もっと楽しい所にも連れて行ってあげてください。😂
福島ではいい子が育つんですね。こういう子が、将来立派になるのですね。
(後で聞きましたが、お昼過ぎに上野動物園に行ってきたようです。よかった。)
こちらのウクライナ人のご夫婦は、2日前に来日されました。
お仕事の都合でシンガポールから日本に引っ越しをされたそうです。
本来であれば、新生活の準備で大忙しのはずですが、
おばあちゃん達の助けになるならということで、一日通訳のお手伝いをしてくれました。なんとも清々しく、心の優しい人たちです。
マリーアおばあちゃん。前日は緊張して寝れなかったみたい。
ですが、キッチンに立ったら、とても楽しそうに作業をしていました。
このプロジェクトを通して知り合いも増えてきたので、おしゃべりも増えました。
このイベントの素晴らしいところは、いろいろなお客様が、いろいろを事を考えながら来てくれる事です。
ご参加頂けるだけで、大変ありがたいご支援です。
お料理を楽しんで頂く事に加えて、ゲストや避難民の温かい交流の場となっています。
折り紙を披露してくださる方がいました。
手作りの和菓子をお持ち頂いた方もいらっしゃいました。
ご自宅で作ったラベンダーや、お洒落なお洋服など、気持ちのこもったプレゼントもありました。
喜ぶおばあちゃん達。
少々話は変わりますが、プロジェクト運営というのは子育てと同じかもしれません。
我々がプロジェクトを企画した時には、こんな場所になるなんて考えつきませんでした。
物事は、なかなか思うようにいかない。失敗も多い。
しかし、多くの方が、多くのアイデアを持ち込んで、多くの想いが集まると、企画者の計画や想像を遥かに超えた、凄く良いものに成長をする事があるんですね。
子供の成長と同じかもしれません。
多くの方にお集まり頂きました。
皆様からのご支援で、これからどんなプロジェクトに成長するのか。
おばあちゃん達の笑顔を見ながら、ぼんやりと考える日となりました。
サポートウクライナ・ジャパン 桑村
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